Economics blog

経済学部卒業。3級FP技能士資格保有。現在、2級取得に向けて勉強中。

ドルコスト平均法とは

こんにちは、イチローです。

任期満了に伴う菅内閣退陣発表(2021/09/03)のニュースは驚きでしたが、皮肉なことに日経平均株価は前日比584.60円高の2万9128.11円で取引を終えました。

 

今回は株式投資投資信託などにおけるドルコスト平均法について取り上げていきたいと思います!

 

 

[目次]

 
 

ドルコスト平均法とは、株価や投資信託の基準価額に関係なく毎月、もしくは毎日一定額を積立投資をすることを言います。

 

<メリット>

定期的に分散投資することで暴落時のリスクの軽減に繋がるメリットがあります。

株式の価格水準が低い時には多くの株を安く購入することができ、投資信託も同様に基準価額が低い時には購入量が多くなります。

 

 

<デメリット>

株価や基準価額が高いと購入できる量が少なくなります。

 

三菱UFJフィナンシャル・グループの株を1回あたり1万円積み立て投資するとします。
その時の平均取得単価(株価)を計算します。
日付 2021年4月1日 2021年5月6日 2021年6月1日 2021年7月1日 2021年8月2日 2021年9月1日
回数 1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 6回目
三菱UFJ 578円 620円 600.1円 578.5円 594.4円

608.6円

 

購入株数=(1万円÷578円)+(1万円÷620円)+(1万円÷600.1円)+(1万円÷578.5円)+(1万円÷594.4円)+(1万円÷608.6円)≒100.6株

平均取得単価(株価)=6万円÷100.6株≒596円

 

 

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三菱UFJフィナンシャル・グループの株価
以上より、上のように、三菱UFJフィナンシャル・グループの株をドルコスト平均法で仮に1万円で毎月積み立てた結果、平均で596円になりました。

多少株価が上下していますが、一括で購入するよりも分散して投資するほうがリスクを抑えることができることが分かりました。